2009年12月15日火曜日

映画研究家 倉田剛氏の大阪上映レポート



『へんりっく寺山修司の弟』第七藝術劇場初日

1212日小津安二郎の命日に大阪の第七藝術劇場で『へんりっく寺山修司の弟』が初日を迎えた。

2045分という遅いスタートで、その後、森崎偏陸さんと大阪造形センターの渡辺昭二さんの対談があった。

私はほんの少し前にこの映画の制作者である岡田博ワイズ出版社長から司会してよと言われ、成り行きでこのトークの司会をすることとなった。「へんりっくブリキの太鼓」という本は読んでいて、これはまるで玉手箱のようにうれしい本で、あの『ローラ』から偏陸さんのデザインワークまであって楽しめた。

当日は映画をナナゲイで見て、そのまま舞台へ上がり、その時が森崎偏陸さんと初対面という、ぶっつけ本番以上のええかげんさであって、どうなることやらと思ったが、数日前に旧知の渡辺さんに会いに造形センターに行った時も思い出話だけして、まあ何とかなるやろうというノリであった。

石川淳志監督の『へんりっく』は面白かった。寺山という巨人の秘密に迫ると思うと肩すかしを食う。偏陸の個人史でもない。時空の計算をしないで、中心にいる偏陸さんと多くの多彩な人々が交差する。『ローラ』を何度も繰り遍すことで、一つの解釈ではないことを示すように全体も重層的なのだ。

さて、肝心のトークである。中身は「テラヤマ」であり、あの時代への回帰であり、表現論であり、15分くらいの予定は結局45分くらいになってしまった。渡辺さんは芸術領城が多岐にわたる人だから寺山より宇野亜喜良とか羽良多平吉とかデザイナーとの交流に話が進んだ。私は「あの時代」市川準、小坂修平といった人といた映画学校が渋谷にあって、坂を下りたところが天井桟敷館だった。サテンに居たあの人は寺山はつ。寺山の母であった。

しかし、この映画も森崎偏陸さんも過去形ではない。映画は『ローラ』のスクリーンを作る電動ドライバーの音で始まり終わる。いつまでも映画館の座席に座っていても何も始まらないという寺山の声も聞こえてきそうだ。

大阪ではちょうど精華小劇揚で『現代演劇ポスター展』を開催中であった。笹目浩之さんのコレクションだが、笹目さんも当目ナナゲイにいらっしゃったようだ。あと偏陸さんと飲んだが、「家出」もまず加賀まりこありきで、次が宇野さんだとか、市川が大好きとか、ほんとに楽しかった。『へんりっく寺山修司の弟』今週金曜までです

倉田剛

2009年11月20日金曜日

【News】12.12、へんりっく大阪に現る!

12/12(土)から、いよいよ大阪でレイトショー公開いたします!

場所:第七藝術劇場(大阪)
12月12日(土)レイトショー上映(時間未定)

初日上映後、へんりっくが舞台挨拶をします!!

関西の方、一週間という短い期間ですので、

年末、お忙しい最中とは思いますが、

是非スケジュールを調整して観にきてくださいね!

2009年11月9日月曜日

11.6 最終日 瀬々監督のご来場!






6日はシアター・イメージフォーラムでの上映最終日は、瀬々敬久監督にお越しいただきました。

『頭脳警察』の公開前夜ということもあり、へんりっくと頭脳警察の共通点を教えていただきました。

それは、「あるへんりっくのお誕生会にお友達が頭脳警察のTOSHIさんを連れてきた。
その日以来交友関係がはじまるが、へんりっくが好意を抱いた女性は必ずTOSHIさんを好きになり、おかげでへんりっ

くの恋は実ったことがない」とのことです。

また『頭脳警察』の第三部には、寺山修司記念館を訪れるシーンがあるけれど、中の撮影はできなかったとのことです。


そして瀬々監督は寺山修司さんの大ファンで、短歌を投稿したこともあったそうです。

「天井桟敷のメンバーだったへんりっくの隣に今座っているのは、実は緊張している」

と仰り、へんりっくは苦笑い。石川監督へは、

「空のカットを多様されていたと思うが、それが空から寺山さんた見守っているように見えたんだが、石川監督はその

効果を狙っていたのか?」

と問われると、石川監督は

「実は、へんりっくさんばかりをカメラで追っていたら、大きく引いた画がないことに気付き、空を変わりに入れる苦

し紛れのテクニックなんです」

と種を明かした。

最後に、「とにかくラストは泣ける」とメッセージをくださった瀬々監督。

頭脳警察の公開日の前日でお忙しいのに、へんりっくのために駆けつけていただき、本当にありがとうございました!

またご観覧いただきましたお客様、応援してくださった関係者の皆様、感謝しております。

最終日は満員御礼にて、無事終えることができました。

本当にありがとうございました!

2009年11月6日金曜日

本日、瀬々監督トークショー&最終日



『へんりっく 寺山修司の弟』いよいよ明日、瀬々監督のトークショーです!
そしてシアター・イメージフォーラム渋谷で最後の上映です!!

頭脳警察』の公開前夜でお忙しい最中にも関わらず、へんりっくのために駆けつけて下さいます。

どうぞ、まだご覧いただいていないお客様、最後の夜のサプライズも含めてお楽しみ頂けますので、是非お越し下さいぴかぴか(新しい)

http://www.wides-web.com/henriku_index.html

2009年11月2日月曜日

日野利彦さんのトークショー






31日土曜日は、俳優の日野利彦さんのトークショーでした。

日野さんとへんりっくさんのお付き合いは長く、寺山修司さんが亡くなった後にすぐ日野さんのアパートにへんりっくが転がり込んでしばらく一緒に住んでいた時期もあり、今でもお互いのお誕生日にはプレゼント交換などして、とても仲良しなんだそうです。

日野さんはそもそも、今村昌平監督の『赤い殺意』で子役デビューされ、今村監督が立ち上げた日本映画学校を第一期生で入学。卒業の際に、今村監督が寺山修司さんへ日野さんを紹介してくださったことがきっかけで天井桟敷に入団されたそうです。

今村監督といえば、寺山修司さんが今村監督の作話術の影響をかなり受けていたとへんりっくさんが指摘。
日野さんも「そうそう!」と、大いに盛りあがっていました。

日野さんは、寺山さんから「俳優として一枚の絵の中の一部として輝け」と言われ、今でも意識して仕事をしているそうです。
素敵な言葉って、こうやって残っていくのですね。

また、天井桟敷の元メンバーで美輪明宏さん演出の『毛皮のマリー』でも一緒に仕事をしている若松武史さんの話になると、へんりっくさんが
「彼はある種の天才だよね。彼はもともと画家志望で、今は実際に個展まで開いているし」とおっしゃってました。

へんりっくさんの周りは才能豊かな人々が交差しつづけていることが、この度の沢山のトークショーで分かってきました。


いつもフレキシブルに対応してきたへんりっくさん。
さすが「日本一の助監督~♪」ですね(笑)
まだ御覧になっていない方は、是非この映画を通して観てください。

末井昭さんのトークショーは






金曜のゲストは白夜書房編集局長の末井昭さんでした。

へんりっくとは、末井さんの奥様で写真家の神蔵美子さんが昔、天井桟敷の写真を撮影していた時に知り合ったそうです。

石川監督、へんりっくの試写会の終わりに末井さんがニコニコ顔で出てこられたのをみて、

「その時、気持ちが救われたんです!」

と、嬉しそうにご本人に告白すると、

「これは絶対面白い」

と断言してくださいました!


そして石川監督へ、なぜへんりっくを選んだのと尋ねられると、

「『へんりっく 寺山修司の弟』のプロデューサーから蒸発旅日記(03)の助監督を務めたのは、あの寺山修司の弟で50を過ぎたオジさんなんだけど、楽しそうにやっていて、とても不思議な人なんだ、ということを聞いてとても興味が湧き撮ってみたいと思った」

と明かした。

助監督って本当に大変キツイ仕事なのに、飄々と楽しんでこなしていくへんりっくさんはタダ者ではありません!

(その証拠に17歳から60歳に至るまで病気1つしたことがなかったそうですが、とうとう60になってはじめて手術を経験したそうです。)

また、末井さんがへんりっくさんに

「この人、悩みがないんだよね。なぜ?」と尋ねられると、へんりっくさんは、

「寺山修司は大きなウソをついている。悩みという言葉を消している。キチンとウソをつけばよいと分かった!」

と寺山さんから譲り受けた術を自分のものにしていることを明かしてくれました。


他にも面白いお話をしていただき、楽しいトークショーでした。
末井昭さん、そしてお越しくださったお客さま、どうもありがとうございました。





2009年10月30日金曜日

明日は日野利彦さん登場


明日のイベントは寺山修司・作、美輪明宏さん演出の『毛皮のマリー』などで活躍している俳優の日野利彦さんです。


日野利彦
21歳で演劇実験室・天井桟敷に入団。
『マルドロールの歌』『一寸法師を記述する試み』など寺山の映画作品でも活躍する。『身毒丸』は蜷川幸雄の演出版にも出演。主な映画出演作に『追悼のざわめき』(88)『プ』(95)『蒸発旅日記』(03)など。オムニバス映画『TOKYO!』のレオス・カラックス監督篇『メルド』にも出演している。

今年は美輪版『毛皮のマリー』で活躍し、来年は蜷川版血は立ったまま眠っているの出演を控えている日野さん。
いろんなお話が聞けそうです!

*****************

『血は立ったまま眠っている』

2010年1月中旬~2月中旬公演予定
会場:Bunkamuraシアターコクーン(東京・渋谷)

作:寺山修司
演出:蜷川幸雄
出演:
森田剛
窪塚洋介


本日のイベント 末井昭氏

残り一週間となりました『へんりっく 寺山修司の弟』 。

明日30日のイベントゲストは、白夜書房編集局長の末井昭氏です。
http://sueiakira.com/

いまや伝説となった数々の月刊誌を発刊された名編集マン。
果たしてへんりっくとの関係は?!

詳しい末井さんのプロフィールはこちら
http://sueiakira.com/profile/index.htm


へんりっく 寺山修司の弟 公式サイト
www.henrik-terayama.com

へんりっくブログ
http://henrik-terayama.blogspot.com/

石川淳志監督ブログ
http://ameblo.jp/stoner14/

ご来場、おまちしております!

2009年10月26日月曜日

10.24笹目浩之氏トークショーは




↑笹目さんがお客様にプレゼントしてくださいました!

へんりっく上映、折り返し地点に入りました。
ご来場くださいましたお客様、本当にありがとうございます!

24日のトークイベントは、ポスターハリス・カンパニー社主の笹目浩之氏でした。
上映後、映画の余韻を残したままトークは始まりました。

笹目さんは19歳の時、寺山修司の演劇「レミング」を観たのがきっかけで翌年、天井桟敷に入ろうとしたそうです。
しかし入ることができず、そうこうしている間に寺山修司が亡くなったそうです。
その後、九條今日子さんのお手伝いをすることになり、一番最初に与えられた仕事が「ポスター貼り」で、それがポスターハリス・カンパニーの起源だそうです。
その後、九條さんとへんりっくと共に「株式会社テラヤマワールド」を立ち上げ、その代表として現在は寺山修司関連の企画・宣伝・イベントプロデューサーなどで活躍されています。


また、トーク終盤には「へんりっくにとっては音楽家の松村禎三さんは寺山修司さんよりも長い付き合いだったため、一番かけがえのない存在!」という今の心境がチラッとみえるところもありました。

人に歴史あり、ですね。

2009年10月20日火曜日

図書新聞 第2938号




富山由紀子さんより、へんりっくの書評いただきました。

10/20産経新聞朝刊


本日の朝刊にへんりっくが掲載されました。
下記から御覧いただけます!

2009年10月19日月曜日

山田勇男監督トークショー





山田勇男監督、ありがとうございました!


山田勇男監督トークショーより

Q.へんりっくさんとの出会いは?

山田監督:私は1974年3月に天井桟敷に入団したんですが、もちろんへんりくさんはスタッフとして知ってるけど、いざその中に入ってみると寺山さんの助手として色々と動き廻っているんですよ。で、「山田ちょっと」って言われて、コピーをしたりとかお使いのようにあれこれへんりくさんのもとで手伝いをさせてもらった時があったんですが、当然ながら寺山さんと密に打ち合わせしてる訳ですよね。寺山さんの指示をへんりくさんが具体的にして最終的に寺山さんが、それをチェックして了解するといった作業が繰り返されてるんです。そういう現場を目の当たりにしてると、私には、あっへんりくさんがもう一人の寺山修司なんだって、その時認識しちゃった訳ですね。

Q.『蒸発旅日記』でのへんりくさんの助手ぶりは?

山田監督:今、話したように、へんりくさんはずっと寺山さんになりかわってというか、寺山修司になってやってきた訳じゃないですか。まづ、そんなへんりくさんに助監督をお願いするなんて、実はすごく恐縮してた部分はありましたね。以前『アンモナイトのささやきを聞いた』では、札幌からきた時、へんりくさんの借りてた部屋を常宿にさせてもらったりと、映画についても、もうスタッフのひとりのように沢山の指示やアドバイスをくれました。いつも答えにスピードがあって、的確なんですよ。だからへんりくさんが助監督になてくれただけで、すごく心強く感じました。へんりくさんは自分がどう思うということではなくて、相手がどのようにしたいのかってことをちゃんと考えてくれる。私が一度撮影中に、もうすごく疲れちゃって、気持ちが逃げそうになったときに、監督が何をやりたいのか、その創作的なふんばりをみせてくれたへんりくさんをみて、ああ、やっぱりこの人はものを作るってことに対して、とても厳しくって、とても真摯なんだって改めて感心したことがありました。


以上、トークショーでの山田監督によるへんりっくとのエピソードでした。
ご来場いただきましたお客様、本当にありがとうございました。

2009年10月18日日曜日

へんりっく音頭



初日イベントにて、ペーソスさんがへんりっくのために作って下さった「へんりっく音頭」です。

2009年10月17日土曜日

読売新聞夕刊



昨日の読売新聞夕刊にへんりっくのことが掲載されました。
それを確認する左から宇野亞喜良さん、へんりっく、石川監督。

宇野亞喜良さんのトークショー






昨夜のイベントは宇野亞喜良さんに来ていただきました。

へんりっくのポスターイラストを描いて下さった宇野さん。
デザインワークのお話になるかと思いきや、ごく個人的な(レアな)昔話がはじまりました。
(来てくださった人たちだけの特典ということで割愛いたします!ヒントはゲイカルチャーです)

またへんりっくは、寺山修司さんに『毛皮のマリー』の美少女役は海外公演しかやらせてもらえなかったことや、「生きているうちに棺おけで眠ると長生きをする!」ということで、舞台用の棺おけで眠っていた時期があるなど、ますます変わった一面をご紹介いただきました。

怪しさ全開でお届けしておりますが、楽しい一夜を共にしていただきましたお客様、ご来場本当にありがとうございました!

2009年10月16日金曜日


本日16日はイラストレーターの宇野亞喜良さん、明日17日は山田勇男監督(蒸発旅日記、夢幻彷の上映前トークショーがございます。
ご来場、お待ちしております!

石川監督 ロングインタービュー


HMVのサイトで石川監督のロングインタービューが御覧いただけます!

2009年10月13日火曜日

石川監督より


ありがとうございます。
他に観る映画が沢山ある中、来てくださって本当に感謝いたします。

寺山修司という神話の側にいた、森崎偏陸さんをフィーチャーしたドキュメンタリーです。
妖精のような不思議な偏陸さんを、僕は好きになりました。
観てくださった方々も、好きになってくださると僕は嬉しいです。

寺山さんが亡くなっていろんな方々が様々な発言をしておりますが、最後まで沈黙を守って偏陸さんに最後に光を当てることで寺山修司さんの新しい横顔が見えるはずです。
寺山さんが亡くなった後、偏陸さんが時間をさいて愛を捧げた芸術家の方々を紹介しております。
この映画は、その方々の愛に還元されて完成いたしました。

また、伝説の実験映画『ローラ』が何度も!観られます。

是非、御覧ください。


初日舞台挨拶&へんりっく音頭


10月10日、無事初日を迎えることができました!
沢山のお客様のご来場、本当にありがとうございました。


↑石川監督(右)と森崎偏陸(左)
↑本のご紹介中

初日舞台挨拶では、石川淳志監督とへんりっく(森崎偏陸)さんがまず感謝の意をお客様にお伝えしました。

へんりっくさん、「石川監督の説明ではよくわからないこともありますので、この本と合わせて御覧頂くと、よりお楽しみいただます!」と冗談のような、本気のような本の宣伝も。



↑ペーソスは、アラーキーさんが贔屓にしているデュオ♪
末井さんは特別ゲストでサックスをご披露。


公開を記念して、新曲「へんりっく音頭」をこの日のために作ってくださったペーソスさん。
へんりっくって、誰?という誰もが抱く疑問を、的確な特徴を音頭で説明してくれました。
ペーソス専属司会者のスマイリー井原さんによるスマイリー通信でも様子をお伝えいただいてます!(ありがとうございます!)


2009年10月9日金曜日

瀬々敬久監督トークショー

上映前トークショー決定!


11/6(金)上映前

ゲスト

瀬々敬久氏(映画監督)

森崎偏陸(寺山偏陸)
石川淳志監督


JR渋谷駅より徒歩8分。
宮益坂上がり、青山通り、渋谷2丁目スターバックス脇、右手入る。

パンフレットです


パンフレットができました。
いよいよ明日公開です。
シアター・イメージフォーラムにて、700円で販売いたします。
へんりっくの履歴書、分かりやす人物相関図などを載せています。
映画と合わせてお楽しみください!

2009年10月7日水曜日

石川監督インタビュー記事



紀伊国屋書店さんのサイト「Forest+」で石川監督のインタビューがみれます。

2009年10月5日月曜日

本が届きました




『へんりっく ブリキの太鼓』
森崎偏陸 編・著 A5判 144頁 定価 1.890円
2009.10.10 ワイズ出版より発売

本日、印刷所から届きました。
仕上がりは……お手にとって実際に御覧ください!!

2009年10月2日金曜日

コメントチラシ


いただきたコメントと情報を掲載したチラシです。

2009年9月29日火曜日

映画パンフレット校正作業


素敵なデザインパンフレットになりそうです♪

本のカバーが決まった!


↑これで決まりです!


『へんりっく ブリキの太鼓』
森崎偏陸 編・著 A5判 144頁 定価 1.890円
2009.10.10 ワイズ出版より発売

10/31日野利彦さんトークショー


上映前トークショー決定!

10/31(土)上映前

ゲスト

日野利彦氏(俳優)
『マルドロールの歌』で俳優デビュー。『一寸法師を記述する試み』『書見機』など天井桟敷の名優として活躍。また伝説のカルトムービー『追悼のざわめき』(松井良彦監督・1988)では小人症の兄を演じた。また『プ』(山崎幹夫監督・1995)『蒸発旅日記』(山田勇男監督・2003)など精力的な活動を続けている。

森崎偏陸(寺山偏陸)
石川淳志監督


JR渋谷駅より徒歩8分。
宮益坂上がり、青山通り、渋谷2丁目スターバックス脇、右手入る。

2009年9月24日木曜日

瀬々敬久監督から


「何度か挿入される目映い空、そこに寺山がいて地上の偏陸さんを眺めているような気がした。可笑しくも美しい人生の断片にほんの少しだけ元気つけられた。楚々としているが気持ちいい映画。」

瀬々敬久(映画監督)

日野利彦さんから


「何をやっても憎まれない不思議な人。

 へんりっくさんはまだ未知数です。」

日野利彦(俳優)

10.24笹目浩之氏トークショー



上映前トークショー決定!


10/24(土)上映前

ゲスト

笹目浩之氏ポスターハリスカンパニー社主)

森崎偏陸(寺山偏陸)
石川淳志監督


JR渋谷駅より徒歩8分。
宮益坂上がり、青山通り、渋谷2丁目スターバックス脇、右手入る。

10.17山田勇男監督トークショー

上映前トークショー決定!


10/17(土)上映前

ゲスト

山田勇男氏(映画監督)

森崎偏陸(寺山偏陸)
石川淳志監督


JR渋谷駅より徒歩8分。
宮益坂上がり、青山通り、渋谷2丁目スターバックス脇、右手入る。

2009年9月20日日曜日

アラーキー(荒木経惟)さんから

「えっ、へんりっくのどきゅめんたりぃ~、みたいねぇ~。
じつは、へんりっくのふぁっくしーんとってあるんだけど、そーにゅうしてほしいなぁ、あーもーまにあわないか。」
荒木経惟(写真家)

2009年9月18日金曜日

寺山ワールドのトリックスターとしての運命を背負った男『へんりっく 寺山修司の弟』 - CINRA.NET

澤井信一郎監督から


「人が天才と称せられるには、彼を天才と称する信奉者が要る。森崎偏陸さんは、世界中の寺山修司信奉者が束になってもかなわない透き通った奉仕と無私の献身で寺山修司を天才と称揚した。
この映画を観て、強くそう思った。」

澤井信一郎(映画監督)

宇野亜喜良さんから


「偏陸というちょっと奇妙な名前の美少年と出会ったのはたぶん’60年代であった。これは本名である。命名したお父さんも変わり者らしく、へんりっくのお兄さんには安利(アンリ)とつけていて、同系の名前の英語とフランス語である。このドキュメントも名前のようにちょっと奇妙で感動的である。」

宇野亜喜良(イラストレーター)

映画『へんりっく 寺山修司の弟』予告編


10.16 宇野亜喜良さんトークショー


上映前トークショー決定!

10/16(金)上映前

ゲスト

宇野亜喜良氏(イラストレーター)

森崎偏陸(寺山偏陸)
石川淳志監督


JR渋谷駅より徒歩8分。
宮益坂上がり、青山通り、渋谷2丁目スターバックス脇、右手入る。

鎌田紳爾さんから


「上映時間117分。まったく飽きさせない、エキセントリックにて爽快な、寺山修司ファン必見の映画である。」
鎌田紳爾(音楽家)

2009年9月17日木曜日

鈴木一誌さんから

「一見とじたように見えながら、実はさまざまな世界へとつながっていく、今の映画ではめずらしい広がりをもった映画である。」

鈴木一誌(デザイナー)

2009年9月16日水曜日

廣木隆一監督から


「スクリーンの中と外を自由に行き来する偏陸さんの日常が映画のようです」

廣木隆一【映画監督】

よしひろまさみちさんから


「天井桟敷、万有引力のファンなら目からウロコの裏側取材。
アングラの裏方はやはりダークでエロティック。」

よしひろまさみち【映画ライター】

仮・カバーデザイン


本の表紙、素敵です


↑へんりっくデザインです。


タイトル
『へんりっく ブリキの太鼓』
2009.10.10
ワイズ出版より発売予定

美輪明宏さんからの……


本、編集中でもうすぐ印刷に入ります。

帯に記載するこのお言葉、美輪明宏さんより頂きました!
(ありがとうございます。)

2009年9月8日火曜日

チラシ一斉配布

本日より都内各所に配布いたします。
宇野亜喜良さんのイラストを見かけたらすぐお持ち帰りください!

ハービー・山口さんから


「奇才・寺山修司を囲んで、様々な才能が乱舞していた。

映画から伝わるその生々しさにあらためて寺山修司の才能を感じた。

僕も彼らの友人の一人として強く誇りに思った。」
 
                          ハービー・山口(写真家)

2009年9月3日木曜日

前売券を買うと


シアター・イメージフォーラムで特別鑑賞券(¥1.300)をご購入いただくと、
宇野亜喜良さんのイラスト、アラーキーさん題字の
オリジナルポストカードを差し上げます


へんりっく 編集作業中!


10月発売予定の本に掲載するための画像選び。
アナログ作業派のへんりっくさん、自らパソコン作業で苦戦中。

貴重な資料を厳選しております。

2009年9月2日水曜日

へんりっく 本を出します!


タイトル
『へんりっく ブリキの太鼓』
2009.10.10
ワイズ出版より発売予定

へんりっくの60年のすべて
 【内容】
 ・へんりっく インタビュー
 ・怒涛の天井桟敷 17年史
 ・寺山修司の義理の弟となる
 ・へんりっくのデザインワーク
 ・写真家(森山大道アラーキーハービー・山口須田一政鋤田正義首藤幹夫)のモデルとなった写真
 ・宇野亜喜良イラストコレクション

貴重な資料を沢山掲載、お楽しみに!

初日舞台挨拶


初日の舞台挨拶が決まりました!

10/10(土)上映前

ゲスト

森崎偏陸(寺山偏陸)
ペーソス(歌手デュオ)

特別ゲスト
末井昭白夜書房編集局長)


JR渋谷駅より徒歩8分。
宮益坂上がり、青山通り、渋谷2丁目スターバックス脇、右手入る。





2009年8月28日金曜日

公開日10/10に決定!


初日が決まりました。

10/10(土) 
時間 20:50~


2009年8月21日金曜日

キリンジ 堀込高樹さんから

 
森崎氏の有能な助監督としての立ち回りに感心しました。

みずから手を動かしているときの眼差しの強さには圧倒されました。

ニヤニヤしながら山ちゃんとイチャつく場面は「おいおい。」と思いながらも、

なんだかホロリとさせるものがありました。
  
                堀込高樹(キリンジ)/ミュージシャン